どんなに人からネガティブなことを言われたり、傷つくような扱いを受けたりしても、仕返しやリベンジでなく、自分の力に変えること。
今日は、私自身の経験からお話ししたいと思います。
中学生の頃、私はテニス部に所属していました。
部活のみんなは全体的に仲が良く、毎日とても楽しく過ごしていました。
その中でも特に仲良くなった友達がいて、お泊まりをしたり、一緒に遊びに行ったりするほど仲の良い関係でした。
中学3年生になり、受験を控えていた私たちは、一緒に通う塾を探していました。
そして、たまたま二人で選んだ塾に、私が中学1年の頃からずっと好きだった男の子も通っていました。
私の友達もそのことを知っていました。
その男の子は理系科目が得意で、私の友達も受験科目に数学を選んでいたことから、二人が関わるきっかけがあったようです。
塾に通い始めてしばらくすると、二人はどんどん仲良くなり、付き合い始めました。
それまで友達とは、一緒に塾へ行き、一緒に勉強をして、ご飯を食べたりしていました。
でも彼と付き合い始めてから、彼女は私とほとんど関わらなくなり、毎日のように彼と一緒に勉強するようになりました。
私にとっては、突然親友を失ったような感覚でした。
それだけではなく、ずっと好きだった人と親友が付き合ったことで、当時の私は裏切られたような気持ちになり、本当にどん底にいるように感じていました。
でも、そんな私にもひとつ強みがありました。
それは、夢や目標に向かうと決めたら、努力を続けられることです。
私は二人のことをできるだけ気にしないようにして、そのまま塾に通い続けました。
そして、悔しい気持ちも悲しい気持ちも、すべて受験勉強にぶつけました。
当時、第一志望校はF判定。
それでも諦めずに勉強を続け、結果として第一志望校に合格することができました。
これは、私に特別な才能や能力があったからではないと思っています。
あのときの悔しさがバネとなり、私を強くしてくれたのです。
もし、あの悲しい出来事がなかったら、あそこまで必死に頑張れていなかったかもしれません。
当時はただ辛くて、悲しくて、悔しくて仕方ありませんでした。
でも今振り返ると、その経験があったからこそ、私は自分の目標に向かって全力で努力することができました。
そして第一志望校に入り、その後、自分がずっと思い描いていた夢を叶えることにもつながっていきました。
だから私は今、傷つけられたときに仕返しをしたり、相手を憎み続けたりするよりも、その感情を自分の力に変えることの方が大切だと思っています。
怒りや恨みをずっと心の奥に抱え続けることほど、自分自身を苦しめるものはありません。
自分を傷つけた人を許すこと。
それは、その人がしたことを「正しかった」と認めることではありません。
相手のためではなく、自分自身をその痛みから解放してあげるために、手放すこと。
そして、その悔しさや悲しさを、自分の人生をより良くするためのエネルギーに変えていくこと。
私は、それが一番の意味での「前に進む」ということなのだと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
