セラピーを受けている中で、教えてもらった言葉があります。
「自分のカップが満たされていなければ、他の人のカップも満たしてあげることはできない」
ここでいう「カップ」とは、自分の心の余裕やエネルギー、愛情、安心感を入れる器のようなものです。
カップが空っぽの状態は、自分が疲れていたり、我慢を重ねていたり、心が満たされていない状態。
反対に、カップが満たされている状態は、自分自身を大切にできていて、心にも余裕がある状態です。
この言葉を聞いたとき、すごく納得しました。
日本では、自分のことよりも相手のことを考えることや、人を優先することが大切にされる傾向があるように感じます。
少なくとも、私が育ってきた環境ではそうでした。
だから私も、自分より相手を優先することが当たり前になっていました。
本当は疲れていても相手に合わせる。
本当は嫌でも「大丈夫」と言う。
自分の気持ちより、相手がどう思うかを優先する。
でも、そうしたあと、私はいつもあまりいい気分ではありませんでした。
もちろん、人のことを考えて行動することはとても大切です。
でも、それと同じくらい、自分のことを大切にすることも必要なのだと思います。
飛行機の安全ビデオでも、酸素マスクが落ちてきたときは、
まず自分のマスクをつけてから、周りの人を助ける
と説明されます。
私は心も同じなのではないかと思います。
まず、自分のカップを満たしてあげる。
自分をハッピーにしてあげる。
自分が心地よくいられるようにしてあげる。
そうやって自分自身が満たされているからこそ、周りの人にも、もっと自然に優しさや愛を与えられるのではないでしょうか。
では、自分のカップを満たすために、何から始めたらいいのでしょうか。
私は、まず自分に聞いてあげることだと思います。
「今、私は何を求めている?」
「本当はどうしたい?」
「疲れていない?」
そして、自分を労わってあげること。
頑張っている自分を褒めてあげること。
自分の気持ちを知ってあげること。
まずは、自分自身のことを知ってあげる。
そこから、自分のカップは少しずつ満たされていくのだと思います。
自分を大切にすることは、誰かを大切にしないということではありません。
むしろ、自分を満たしてあげることが、周りの人にも優しくできる余裕につながっていくのだと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
