私たちは人生の中で、痛みや悲しみ、悔しさなど、さまざまな感情を経験します。
そして、そうした経験を通して、自分を大切にすることや、自分を愛することを少しずつ学び、成長していくのだと私は信じています。
前の記事では、私自身が長い間、自分の中にある寂しさや心の違和感から逃げ続けていたことを書きました。
では、その感情に気づいたあと、どうすればいいのでしょうか。
私は、まず「感じていることを外に出すこと」がとても大切なのではないかと思っています。
過去の痛みや悲しみに向き合わず、心の奥にしまい込んでいると、何かの出来事をきっかけに、当時の感情が再びよみがえることがあります。
「もう終わったことなのに、どうしてこんなに苦しいんだろう」
そう感じることもあるかもしれません。
そんなとき、無理に忘れようとしたり、「こんなことで傷つく自分は弱い」と否定したりするのではなく、自分の中にある気持ちを少しずつ外に出してあげる。
例えば、セラピーやカウンセリングで辛かった経験を話してみる。
ジャーナリングをして、今感じていることを思いつくまま紙に書き出してみる。
信頼できる友人や家族に、本当の気持ちを話してみる。
そして時には、「悲しかった」「辛かった」と自分の気持ちを認めて、思いきり泣く。
方法は人それぞれでいいと思います。
大切なのは、感じていることを無理に心の奥へ押し戻すのではなく、「私はこんなふうに感じていたんだ」と、自分自身がその感情を受け止めてあげること。
そして、もうひとつ私がとても大切だと感じているのが、自分に優しくすることです。
自分に対して、思いやりを持つこと。
大切な人に声をかけるように、自分にも優しい言葉をかけてあげること。
そして、何があっても自分自身の味方でいてあげること。
どれだけ自分の感情を外に出しても、心の中ではずっと、
「そんなことで傷つくなんて弱い」
「もっと頑張らないと」
「全部自分が悪い」
と、自分を責め続けていたら、心はなかなか休むことができません。
だからこそ、感情を外に出すことと同じくらい、自分自身との会話を優しいものに変えていくことも大切なのだと思います。
私自身、子どもの頃から、自分の感情をほとんど心の中にしまい込んできました。
寂しくても、悲しくても、その気持ちに向き合う方法が分からず、ただ見ないふりをしていました。
それでも、その感情は消えていたわけではありませんでした。
心の奥でずっと、「気づいて」と私に伝え続けていたのだと思います。
そして34年経った今、ようやくその声に気づいてあげることができました。
私はまだ、自分を癒していく途中です。
でも、だからこそ、この過程で学んだことや実際に自分で試して感じたことを、これからもシェアしていきたいと思っています。
一緒に、自分の気持ちに耳を傾けていきましょう。
そして、これまで頑張って生きてきた自分自身を、目いっぱい愛してあげましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
